眼閃とは? わかりやすく解説

がん‐せん【眼×閃】

読み方:がんせん

眼火閃発(がんかせんはつ)


眼閃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 15:43 UTC 版)

網膜刺激によって見える眼閃をアーティストが表現したもの。

眼閃(がんせん、英語: phosphene)は、を閉じてを遮断した状態で光が見える現象である。

ギリシャ語で「光」を表す「phos」と、見える(show)を表す「phainein」の合成語である。眼閃は、網膜視覚野に物理的(両眼を軽くこする)、電気的磁気的(光源を短時間見つめる)な刺激を直接与えることで、また、視覚ニューロンがランダムに発火することによって起こる。また古くから、瞑想や、視覚刺激を長期間遮断した部屋にいた囚人幻覚剤使用者の間で、眼閃が見えたとの報告[1]がある。

宇宙飛行士が軌道上で放射線のため感じる光もphospheneまたはlight flashと称される[2]

出典

  1. ^ Kluver, H. 1966 Mescal and mechanisms and hallucinations University of Chicago Press. p. 70
  2. ^ Christer Fuglesang, Livio Narici, Piergiorgio Picozza, Walter G Sannita (2006). “Phosphenes in low earth orbit: survey responses from 59 astronauts”. Aviat Space Environ Med 77(4): 449-52. 

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