眼胞とは? わかりやすく解説

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眼胞

英訳・(英)同義/類義語:optic vesicle, optic vesicles

動物の組織分化で、眼の形成に際して脳の両側にできたふくらみ。これがくぼんで眼胞が形成される
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個体の器官や組織など:  盾鱗  真皮  眼杯  眼胞  石果  硬骨  硬骨組織

眼胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/24 06:14 UTC 版)

眼胞(かんほう、Optic vesicles)は、脊椎動物において、眼の発生の最初に形成される部分の名である。

眼は形態形成の初期において、前脳の側面から一対の空洞として発達し始める。この空洞は神経管の前方端が閉じる前に眼胞を形成し始め、神経管の閉鎖の終了の後には眼胞ができあがる。

眼胞は頭の側面へ突出し、そして眼柄を構成すると同時に、先端部は眼杯を作るために拡大する。このとき表皮からは水晶体が形成されるが、これは眼杯誘導があることが知られている。 眼胞自体からは網膜や色素上皮、虹彩が形成される。

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