真隆寺 (松戸市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 06:14 UTC 版)
真隆寺 | |
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所在地 | 千葉県松戸市紙敷708 |
位置 | 北緯35度46分21.7秒 東経139度56分26.0秒 / 北緯35.772694度 東経139.940556度座標: 北緯35度46分21.7秒 東経139度56分26.0秒 / 北緯35.772694度 東経139.940556度 |
山号 | 頂与山 |
宗派 | 日蓮宗 |
創建年 | 不詳 |
中興年 | 建治元年(1275年) |
中興 | 日宣 |
別称 | 菊の御紋赤門寺 |
歴史
創建年代は不明である。当初は真言宗の寺院で「真如坊」という名称であったが、1275年(建治元年)に本寺の弘法寺が日蓮宗に転宗したのを機に、当寺も日蓮宗の寺となり、「頂興山真隆寺」に改称した。日蓮宗真隆寺としての初代住職は日宣である。日宣は日蓮宗弘法寺の初代住職日頂の弟子である[1]。
当寺は「菊の御紋赤門寺」と呼ばれている。江戸時代、当地は小金五牧の一つ「中野牧」にあり、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗は度々鷹狩に訪れていた。その時の縁で「菊の御紋赤門寺」の格式が与えられたものと推測される[1]。
当寺境内には、日蓮宗信者の加藤清正を祀った「清正公堂」がある。現在の堂は、2000年(平成12年)に再建されたものである[1]。
交通アクセス
- 東松戸駅より徒歩6分。
脚注
参考文献
- 松戸のお寺編集委員会 編『松戸のお寺』松戸佛教会、2015年
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