大神全雄
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/04 02:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動大神 全雄(おおみわ の またお)は、平安時代前期の貴族。姓は真神田朝臣のち大神朝臣。贈内小紫・三輪子首の玄孫。左少史・真神田吉成の子とする系図がある。官位は従五位下・勘解由次官。
経歴
左大史在職中の貞観4年(862年)弟の良臣と共に真神田朝臣から大神朝臣に改姓する。貞観5年(863年)外従五位下に叙せられる一方、備後介に任ぜられて地方官に転じる。翌貞観6年(864年)但馬介と引き続き地方官を務め、貞観8年(866年)には内位の従五位下に叙爵する。貞観10年(868年)勘解由次官に任ぜられ、京官に復している。
官歴
『日本三代実録』による。
- 時期不詳:正六位上。左大史
- 貞観4年(862年) 3月1日:真神田朝臣から大神朝臣に改姓
- 貞観5年(863年) 正月7日:外従五位下。2月10日:備後介
- 貞観6年(864年) 3月8日:但馬介
- 貞観8年(866年) 正月8日:従五位下(内位)
- 貞観10年(868年) 2月17日:勘解由次官
系譜
脚注
参考文献
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