的場勇人とは? わかりやすく解説

的場勇人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/24 15:37 UTC 版)

的場勇人
東京6Rパドック(2023年10月29日)
基本情報
国籍 日本
出身地 茨城県
生年月日 (1987-11-28) 1987年11月28日(37歳)
身長 166cm
体重 49kg
血液型 B型
騎手情報
所属団体 JRA
初免許年 2006年
免許区分 平地・障害[1]
経歴
所属 美浦・的場均→フリー→的場均
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的場 勇人(まとば はやと、1987年11月28日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) の美浦トレーニングセンターに所属する騎手。父は元騎手で調教師的場均、兄は父のバレットを務めていた。祖父は元調教師の柄崎義信、伯父は元調教師の柄崎孝、従兄弟に元騎手で調教師の柄崎将寿がいる。

来歴

父・均が騎手ということから幼少時より馬への関心を持ち、ライスシャワーに騎乗し1995年天皇賞(春)を制覇した均を見て、騎手を目指すようになる[2]

その11年後の2006年、騎手免許を取得し父・的場均厩舎所属の騎手としてデビューを果たす。同期には北村友一田中克典田中博康らがいる。

この年12勝を挙げ民放競馬記者クラブ賞を受賞。以降も着実に騎乗数と勝利数を伸ばし続け、2010年には「減量も無くなったし行くなら早いうちがいい」「精神的なものを一から見直したい」と7月中旬より2か月半に渡るアイルランド研修を行う[3]

当地ジョン・オックス調教師のもとでの研修は調教業務中心となり、実戦騎乗はカラ競馬場での1レースのみに終わるも、帰国後の騎乗において「技術的な面と精神的な面の両方で、経験が生きているなって凄く感じます」とコメントを残している[4]

2009年12月5日、中山第4競走でユドロに騎乗し1着、JRA通算100勝を達成した[5]

2014年4月1日付けでフリーとなる[6]

2025年1月8日付けで的場均厩舎に再び所属することになった[7]

騎乗成績

年度 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率
2006年 12 8 10 278 .043 .072 .108
2007年 27 27 29 478 .056 .113 .174
2008年 32 35 26 572 .056 .117 .163
2009年 32 25 26 448 .071 .127 .185
2010年 18 21 18 361 .050 .108 .158
2011年 8 14 13 288 .028 .076 .122
2012年 9 4 10 211 .043 .062 .109
2013年 6 8 7 209 .029 .067 .100
2014年 14 5 9 224 .062 .085 .125
2015年 4 5 2 185 .022 .049 .059
2016年 4 7 4 164 .024 .067 .091
2017年 5 1 5 147 .034 .041 .075
2018年 1 3 6 138 .007 .029 .072
2019年 2 4 7 80 .025 .075 .162
2020年 1 3 4 100 .010 .040 .080
2021年 0 0 1 64 .000 .000 .016
2022年 1 0 2 77 .013 .013 .039
2023年 1 1 0 87 .011 .023 .023
2024年 0 0 1 55 .000 .000 .018
中央 129 130 122 2425 .053 .107 .157
地方 0 1 0 9 .000 .111 .111
日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2006年3月4日 2回中山3日2R 3歳未勝利 ボビン 15頭 8 9着
初勝利 2006年3月11日 2回中山5日1R 3歳未勝利 リキアイカザン 15頭 2 1着
重賞初騎乗 2006年8月27日 1回札幌6日9R キーンランドカップ サムソンハッピー 16頭 15 14着
GI初騎乗 2008年5月18日 2回東京8日11R ヴィクトリアマイル タニノハイクレア 18頭 14 10着

脚注

関連項目





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