白髪山古墳とは? わかりやすく解説

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白髪山古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 13:49 UTC 版)

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墳丘全景(左に前方部、右奥に後円部)

白髪山古墳(しらがやまこふん)は、大阪府羽曳野市西浦6丁目にある古墳。形状は前方後円墳古市古墳群の南西端に位置する。

実際の被葬者は明らかでないが、宮内庁により「河内坂門原陵(こうちのさかどのはらのみささぎ)」として第22代清寧天皇に治定されている。

概要

白髪山古墳は、墳丘の長さ115m、前方部の幅128m・高さ11m、後円部は直径63m・高さ10.5mの前方後円墳である。 この古墳は、前方部の幅が後円部の幅の約2倍あり、前方部が大きいのが特徴である。

この古墳の名称は、被葬者とされる清寧天皇が生まれながら白髪であり、白髪大倭根子命(しらがのおおやまとねこのみこと:古事記)と名づけられていたことに由来する。

出土した円筒埴輪の破片の特徴から、6世紀前半に築造されたものと考えられている。

宮内庁によって清寧天皇陵に治定されており、拝所が前方部正面の濠の外にある。

なお、福岡県行橋市にある八雷古墳は、この白髪山古墳の設計を縮小して築造したと推定されている。[1]

脚注

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注釈

出典

外部リンク

座標: 北緯34度32分55.84秒 東経135度36分1.35秒 / 北緯34.5488444度 東経135.6003750度 / 34.5488444; 135.6003750 (白髪山古墳(伝清寧天皇陵))




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