白川橋 (飛騨川)とは? わかりやすく解説

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白川橋 (飛騨川)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/18 15:01 UTC 版)

白川橋
基本情報
日本
所在地 岐阜県加茂郡白川町河岐500-7他
交差物件 飛騨川
用途 道路橋
施工者 日本橋梁
開通 1926年(大正15年)[1]
座標 北緯35度34分45.8秒 東経137度11分11.3秒 / 北緯35.579389度 東経137.186472度 / 35.579389; 137.186472
構造諸元
形式 吊橋
全長 115.8m[1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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上流から見た白川橋
題字

白川橋(しらかわばし)は、岐阜県加茂郡白川町飛騨川にかかる橋梁[1]。歩行者・自転車専用の吊橋である。土木学会選奨土木遺産登録有形文化財

特色

名称は飛騨川支流の白川のことではなく、西白川村(現・白川町)という地名に由来する。白川は白川橋の下流約100m付近で飛騨川に合流する。

JR高山本線白川口駅と白川町中心地を結ぶ橋であり、1926年(大正15年)の白川口駅開業に合わせて同年に完成した。現存する数少ない大正時代の近代吊橋である[2]。両岸に花崗岩製の袖柱がある[2]。2006年(平成18年)には土木学会選奨土木遺産に認定された。2013年(平成25年)3月29日には登録有形文化財に登録された[2]

なお、中部北陸自然歩道のモデルコースである「パイプオルガンの里探訪のみち」のルート上にある[3]

沿革

  • 1926年(大正15年) - 開通[2]。開通当初は床は木製であった。
  • 1953年(昭和28年) - 二級国道155号名古屋富山線(愛知県名古屋市 - 富山県富山市)になる。
  • 1959年(昭和34年) - 二級国道155号は一級国道41号(現・国道41号)(愛知県名古屋市 - 富山県富山市)に昇格する。
  • 1960年(昭和35年) - 白川橋下流約500mに飛泉橋が開通。国道41号は飛泉橋経由となり、白川橋は歩行者・自転車専用の橋になる。
  • 1978年(昭和53年) - 修繕工事が行なわれ、床がコンクリート製になる。
  • 2006年(平成18年) - 土木学会選奨土木遺産に認定。夜間ライトアップが開始される。
  • 2013年(平成25年)3月29日 - 登録有形文化財に登録される[2]

諸元

  • 供用開始:1926年(大正15年)
  • 橋梁形式:3径間トラス補鋼吊橋、鋼塔
  • 橋長:115.8m
  • 支間:中央74.6m、両端各20.0m
  • 幅員: 3.6m
  • 製造:日本橋梁

脚注

  1. ^ a b c 歴史的鋼橋集覧 土木学会
  2. ^ a b c d e 白川橋 文化遺産オンライン
  3. ^ パイプオルガンの里探訪のみち”. 岐阜県. 2024年10月18日閲覧。

外部リンク




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