白井茂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/31 13:34 UTC 版)
しらいし しげる
白石 茂
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生誕 | 1899![]() |
死没 | 1984 |
国籍 | ![]() |
職業 | カメラマン |
白石 茂(しらいし しげる、1899年 - 1984年)は、日本のカメラマン。文化・記録映画界で活躍した。
松竹キネマ研究所、東京シネマ商會、日本映画社に所属し、『戦線後方記録映画 南京』(1938年)、『信濃風土記より 小林一茶』(1941年・亀井文夫監督)など、日本の記録映画史上の重要な作品で撮影を担当した[1]。また関東大震災発生時に埼玉県熊谷にいた白石は9月2日から撮影を開始し、命がけで被災現場を奔走して当時の様子を記録した。その撮影フィルムはその後に文部省が買い取り、復旧作業などの様子も収録した『關東大震大火實況』(1923年)として同年10月に公開された[2]。
著作に『カメラと人生 白井茂回顧録』(1983年)がある。
脚注
- ^ “キャメラを持った男たち ー関東大震災を撮るー”. kirokueiga-hozon.jp. 2025年8月31日閲覧。
- ^ “関東大震災映像デジタルアーカイブ”. kantodaishinsai.filmarchives.jp. 2025年8月31日閲覧。
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