発症年齢による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 06:57 UTC 版)
小児に多い脳腫瘍 (小脳)髄芽腫、上衣腫、脈絡叢乳頭腫、胚細胞腫瘍、頭蓋咽頭腫、 (脳幹部)小児脳幹部グリオーマ 成人に多い脳腫瘍 髄膜腫、下垂体腺腫、神経膠腫、神経鞘腫 つまり、子供が両耳側半盲を訴えたら、頭蓋咽頭腫や胚細胞腫を疑い、成人が同じように両耳側半盲を訴えたら、下垂体腺腫を疑うのが通常である。頭蓋咽頭腫、胚細胞腫、下垂体腺腫はいずれもトルコ鞍部に好発するため、両耳側半盲で気づくことが多い。これはこの部位の腫瘍は重篤な脳ヘルニアを起こしにくく、慢性進行性の頭痛などを主訴にしにくいからである。
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