町と田舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/22 14:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『町と田舎』(ドイツ語: Stadt und Land)作品322は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したポルカ・マズルカ。
解説
1868年1月12日、リングシュトラーセ沿いにあるオーストリア造園協会のブリューメンザール(Blumensäle、花のホール)にて初演された[1]。協会の主催する謝肉祭のプロムナード・コンサートのために作曲された。
ゆっくりとした3拍子のマズルカのリズムを生かして、曲の冒頭部分は都会風の気分を持っているが、対して中間部では田舎風のレントラーが奏される[1]。この対比が作品に相応しい効果を上げている。
ニューイヤーコンサート
開催年 | 指揮者 | 備考 |
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1945年 | クレメンス・クラウス | |
1966年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
1970年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
1975年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
1983年 | ロリン・マゼール | |
1986年 | ロリン・マゼール | |
1992年 | カルロス・クライバー | |
2007年 | ズービン・メータ | |
2018年 | リッカルド・ムーティ |
出典
- ^ a b 若宮由美「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2018解説:76歳のムーティが5度目の登場で、伝統的なニューイヤーを!」より、ポルカ・マズルカ〈町と田舎〉op.322。
外部リンク
音楽・音声外部リンク | |
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全曲を試聴する | |
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- ポルカ・マズルカ『町と田舎』の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。
- Johann Strauss (Sohn) Stadt und Land / Polka mazurka op. 322 (1868) - ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団(WJSO)による解説文。
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