甲殻類もしくは基盤的な真節足動物(1990~2010年代中期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 15:24 UTC 版)
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1990年代から2000年代にかけて、ワプティアの系統位置は更に不確実で、文献記載により基盤的な真節足動物(Hou & Bergström 1997, Walossek and Müller, 1998)・顎脚類の甲殻類(Schram & Hof 1998)・基盤的な甲殻類(Bergström & Hou 2005)などとされていた。Yang et al. 2016 では、ワプティアを含むワプティア科(後述)全般はネレオカリスやクリペカリスなどと共に、基盤的な真節足動物の一部だと考えられた。なお、この時期までカンブリア紀節足動物を中心とした系統解析が既に数多く行われたものの、ワプティアの詳細な形態は依然として未解明のため、その類縁関係は系統解析で検証されていなかった。
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