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田浪和生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/03 05:21 UTC 版)

田浪 和生(たなみ かずお)は、愛媛県出身の日本の知的財産学者。大阪工業大学名誉教授。元知的財産学部長・元知的財産専門職大学院研究科長。大阪産業振興機構知的財産専門家派遣事業審査委員会元委員長。近畿地域知的財産戦略基礎調査事業検討会議元委員。日本知財学会第10回年次学術研究発表会2012大会実行委員長[1]。元近畿知財塾コーディネータ。 

専門は、知的財産経営戦略技術経営(MOT)/技術マネジメント[2]、知的財産権利取得/行使/活用(ライセンス訴訟等)、知財/特許情報管理[3]

略歴

1970年横浜国立大学工学部機械工学科卒業。キヤノンに入社し、知的財産特許ビジネス事業戦略業務に従事。特許部門にて30年以上にわたり、同社の知的財産関連業務を担当し、発明の発掘から権利化・維持までの業務、国内・海外企業とのクロスライセンス契約、特許侵害訴訟模倣品対策、および社内の発明規程の策定など、企業における知的財産管理実務を包括的に経験。2000年同社知的財産法務本部契約・渉外センター所長[4]

2005年大阪工業大学知的財産専門職大学院教授。2011年同大学知的財産学部長兼大学院知的財産研究科長[5]。2015年同大学名誉教授。 同大学の知的財産学部・知的財産専門職大学院および同大学の知財人材育成に尽力した[6]

主な所属学会は、日本知財学会、日本ライセンス協会、日本情報経営学会など[7]。 主な著書は、誰でもわかる知的財産入門(石井正らとの共著、日本電気協会新聞部2005、学術書)[8]

知的財産の対外啓蒙活動として、日本経済新聞社主催の日経ユニバーシティー・コンソーシアム2012「知的財産からみたグローバル時代に求められる人財育成」 〜大阪工業大学知的財産学部10周年記念シンポジウムでパネリストとして登壇[9]、大阪府工業協会主催近畿経済産業局後援の「知的財産研究会2014 〜これからの知財保護・活用戦略を考える」でコーディネータを務めている[10]。また、知的財産教育研究・専門職大学院協議会(現在の知的財産大学院協議会)設立発起人の1人[11]として知的財産専門職大学院の認知に貢献している。

脚注

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