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田村實

田村實の俳句

ときめきをたかぶらせてる桜の芽
ひつそりとやがてずつしり*葛の花
トーストを焦がす総立の朝蟬
帆走の漁舟を消して春終る
方言放つ橋のない雪解川
 

田村實

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/20 02:24 UTC 版)

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田村實

田村 實(たむら みのる、1889年明治22年)2月28日[1] - 1941年昭和16年)9月1日[2][3][注 1])は、大正から昭和前期の農業経営者、政治家衆議院議員

経歴

高知県長岡郡、のちの新改村[1][3]香美郡土佐山田町を経て現香美市)で、田村勇吉の長男として生まれる[4]。1907年(明治40年)高知県立農林学校(現高知県立高知農業高等学校)を卒業した[1][2][3][4]

1916年(大正5年)土陽新聞社(現高知新聞)の東京支局記者に就任[1][2]。1919年(大正8年)高知市会議員に選出され3期在任[1]。その後、高知県会議員も務めた[1][2][3]。その他、地方森林会議員、高知県水産会長、高知県織物同業組合長などを務めた[1][2][3][4]

1932年(昭和7年)2月の第18回衆議院議員総選挙で高知県第1区から立憲政友会所属で出馬して当選[1][2]。次の第19回総選挙でも当選し衆議院議員を連続2期務めたが[1][2][3]、当選無効訴訟が大審院で上告棄却となり高知地方裁判所の当選無効判決が確定し1937年(昭和12年)2月16日に議員を退職した[2][5]

親族

脚注

注釈

  1. ^ 『高知県人名事典 新版』486頁では10月1日。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 『高知県人名事典 新版』486頁。
  2. ^ a b c d e f g h 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』367頁。
  3. ^ a b c d e f g 『高知県百科事典』540頁。
  4. ^ a b c 『人事興信録 第12版 下』タ86-87頁。
  5. ^ 『官報』第3037号、昭和12年2月19日。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第12版 下』人事興信所、1940年。
  • 『高知県百科事典』高知新聞社、1976年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『高知県人名事典 新版』高知新聞社、1999年。



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