琵琶における「柱」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/08 05:29 UTC 版)
日本の琵琶として知られる盲僧琵琶、薩摩琵琶、筑前琵琶は高いフレット(柱)を持っており、それだけ弦を押し込むことができ、張力を変化させることにより音程を調節できる範囲が広いのに対し、中国の琵琶はフレットを増やして、楽器としての機能向上によって表現力を高める工夫がなされている。日本ではむしろ柱を増やさず、場合によっては減らし、その分演奏者の技倆をできるだけ活かして微妙な演奏を行うことを好んだ。
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