犠牲者ゼロの理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 21:24 UTC 版)
当時の福江警察署長と福江市長が現場で火災対処の先頭に立ち行った迅速な避難誘導と、私財を取りに火災現場に戻ろうとする市民の行く手を阻んだ交通遮断、大火延焼を予想し病院の入院患者に延焼前時点で避難を促した早期対応が功を奏したと考えられている。 このときの命令として「人命救助に全力を尽くせ。特に各病院の入院患者を安全な場所に移せ。素早く的確に徹底的に行なえ」の言葉が伝わっている。また、私財を取りに戻ろうとした市民に対し警察署長は「命と荷物とどっちが大事だ。荷物に構うな」と叫び通行を許可しなかった。
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