特殊ゾンデ用途
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 02:17 UTC 版)
特殊ゾンデ用途としてはオゾンゾンデなどの観測装置を付けて飛ばすもので、ゴム気球は1000g(平均破裂高度33km)ないし3000g(同38km)のものがあるが、オゾンゾンデでは2000g気球(同36km)が使われることが多い。 3000g気球では原型の長さは約3m、平均破裂高度38km付近における破裂時の直径は約13.5mに達する。 おおむね高度40km以上の成層圏の高高度観測の用途では通常はゴム気球は用いられず、ポリエチレンなどの薄膜のフィルムで作られ、軽量化とともに耐久性が考慮された薄膜型高高度気球が使われる。
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