焼却灰溶融法(しょうきゃくばい ようゆうほう)
ゴミや下水汚泥を焼却する焼却施設から発生する焼却灰(特別管理一般廃棄物に指定されている飛灰を含む)は重金属やダイオキシン類が含まれており、そのまま埋立処分をすると、安定(化学的に)した土になりにくいため、重金属を抽出し(再資源化・無公害化)、ダイオキシンを分解し(無公害化)かつ減容化する必要がある。ダイオキシン類を削減するには1250~1450℃で熱分解し、灰を溶融スラグにする(溶融固化)。重金属を処理するには、(1)溶融固化(2)セメント固化などの安定化処理をする必要がある。いずれの場合にもエネルギー消費が大きくメンテナンスや設備の耐用年数に問題がある。
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