滝沢観音とは? わかりやすく解説

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滝沢観音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 08:05 UTC 版)

滝沢観音

滝沢観音堂
所在地 福島県会津若松市一箕町滝沢道下
位置 北緯37度30分10.290秒 東経139度57分52.536秒 / 北緯37.50285833度 東経139.96459333度 / 37.50285833; 139.96459333 (滝沢観音堂)座標: 北緯37度30分10.290秒 東経139度57分52.536秒 / 北緯37.50285833度 東経139.96459333度 / 37.50285833; 139.96459333 (滝沢観音堂)
山号 一箕山
宗派 不明
本尊 聖観音
創建年 不明
正式名 一箕山 滝沢寺
札所等 会津三十三観音18番札所
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滝沢観音(たきざわかんのん)は、会津三十三観音第18番札所。本尊聖観音

歴史

現在は滝沢不動院の境内に奉安されているが、元々は一箕八幡神社の境内にあった[1]

永禄9年(1566年)7月に、蘆名盛氏が鰐口を一箕山滝沢寺に寄進したという記録[2]がある。観音堂は慶安3年(1650年)に一箕山八幡神社の拝殿西隣に創建されたと伝わる。観音堂は明治の神仏分離令により不動川(溷川支川)上流の滝沢不動院内に移されたが[3][4]、滝沢寺は廃絶した。なお、旧観音堂は現在も一箕八幡神社の旧位置に残っており、献額も掲げられている[1]

御詠歌

  • 滝沢の 落ちて流るる 滝の水 かかる末々 弥勒なるらん( たきさわへ おちてながるる たきのみず かかるすえずえ みろくなるらん)

御朱印

  • 檀家が管理している。

アクセス

白糸の滝
滝沢観音の洗い越し

公共交通機関

周辺

滝沢不動尊の境内沿いには不動川が流れており、その近くには名勝滝沢不動滝がある。

参考文献

  • 『新編会津風土記』雄山閣、1975年。 
  • 小島一男編 編『会津三十三観音御詠歌』歴史春秋社、1978年。 
  • 宮崎十三八著 編『会津の観音巡礼』恒文社、1996年7月30日。ISBN 4-7704-0881-1 

脚注

  1. ^ a b 森 和好. “一箕八幡神社”. 2020年3月1日閲覧。
  2. ^ 新編会津風土記巻之二十六 陸奥國會津郡之二 寶物 鰐口 一口 径り八寸、表に陸奥會津布引山毘盧遮那殿鰐口五之内國土大平葦名修理大夫盛氏寄進、裏に羽黒山三山兩峯司宿老一箕山瀧澤寺、永禄九丙寅年七月大吉祥日と彫付あり
  3. ^ 第十八番札所 滝沢観音”. 日本遺産 会津の三十三観音めぐり. 2020年3月1日閲覧。
  4. ^ 参考文献『会津三十三観音御詠歌』より

外部リンク




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