湯玉伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 09:12 UTC 版)
建御名方神と喧嘩をした八坂刀売神が諏訪下社に移った時、化粧用の湯玉(湯を含ませた綿)を持ち運んだが、移動途中に湯がこぼれ、雫が落ちたところに湯が湧いた。これが上諏訪温泉の始まりというのである。やがて下社に着いた八坂刀売神が湯玉を置いたところ、地面から温泉が湧き出した。このことから下諏訪温泉は「綿の湯」とも呼ばれる。この湯に心の汚れた人が入ると湯口が濁るといい、「湯口の清濁」として諏訪下社の七不思議の一つに数えられている。
※この「湯玉伝説」の解説は、「八坂刀売神」の解説の一部です。
「湯玉伝説」を含む「八坂刀売神」の記事については、「八坂刀売神」の概要を参照ください。
- 湯玉伝説のページへのリンク