混注
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 01:41 UTC 版)
注射剤、特に輸液は複数の薬剤を混合して使用することが多い。この注射剤を混合調整することを一般に混注という。 輸液の場合は、リンゲル液などの基本となる製剤に、利尿剤、抗生物質、栄養剤などが加えられる。従来は病棟で看護師が調整することが多かったが、保険適用になったことから調剤室で薬剤師が行うことが増えてきている。特に抗がん剤は、被曝の危険性を考慮して安全キャビネットと呼ばれる装置内で混合することが望ましい。 注射剤を混合する時には、沈殿を生じたり有効成分が分解されてしまうなどの配合変化を生じることがある。
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