液体窒素シュラウド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 08:06 UTC 版)
「分子線エピタキシー法」の記事における「液体窒素シュラウド」の解説
真空容器内で原料を蒸発させると、当然ながら真空度が悪化するため、通常真空容器の側壁面にシュラウドを設けてそこに液体窒素を満たす。これにより容器内部にある気体分子は側壁と衝突した際に壁面に吸着され、高い真空度を維持することができる。なお、蒸着終了後に液体窒素をシュラウドから抜くと容器内の真空度が一時的ではあるが急激に悪化するため注意が必要である。
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