海星-3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/29 14:22 UTC 版)
種類 | 潜水艦発射巡航ミサイル |
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製造国 | ![]() |
設計 | 国防科学研究所 |
製造 | LIGネクスワン |
性能諸元 | |
弾頭 | 重量450 kg[1] |
射程 | 1,500 km[1][2] |
推進方式 | ターボジェットエンジン[2] |
飛翔速度 | 超音速[2] |
海星-3(朝鮮語: 해성-3)は、大韓民国で開発された潜水艦発射巡航ミサイル[1][2]。2013年より配備された[1]。
設計
国防科学研究所は、海星-3とほぼ並行して、やはり潜水艦発射型の巡航ミサイルである玄武-3Cを開発しており、両者の射程距離と弾頭重量は類似している[1]。ただし玄武-3シリーズは地対地ミサイルをベースとしており対地攻撃重視なのに対して、海星シリーズは艦対艦ミサイルをベースとしており[1]、海星-3も対地・対艦両用であるとされている[2]。
ミサイルは水密のカプセルに収容された状態で潜水艦に搭載される[2]。発射の際には、まず潜水艦の魚雷発射管からカプセルが射出され、カプセルが浮上するとガス圧を用いたコールド・ローンチ方式によってミサイルを空中に射出、ミサイルはエンジンを起動して飛翔を開始する[2]。ミサイルの推進装置としてはターボジェットエンジンを搭載しており、一説には830 m/s (Mach 2.4)といわれる超音速での飛翔が可能と報じられている[2]。
採用国と搭載艦艇
脚注
出典
参考文献
- 李相會「韓国 (各国の艦対地攻撃能力)」『世界の艦船』第1049号、海人社、96-99頁、2025年11月。
- Missile Defense Project (2024-04-23) [2017], “Haeseong III”, Missile Threat (Center for Strategic and International Studies)
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