注釈の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/10 14:15 UTC 版)
本書の注釈の内容は中世から近世初期にかけての主要な旧注の内容をまとめたものであり、この注釈の内容は概ね『湖月抄』のものと同じであるが『湖月抄』と比べるとかなり簡略なものになっている。注釈の典拠としては以下のような書物が使用されており、そのほかに「或抄」と題して頭注にしばしば引く正体不明の注釈は、『首書源氏』の著者自身の傍注ではないかとされており、『湖月抄』と比べても全般的に『源氏物語』を読み物として楽しく理解しようとする姿勢が貫かれているとされる。 『河海抄』(四辻善成) 『花鳥余情』(一条兼良) 『和秘抄』(一条兼良) 『弄花抄』(三条西実隆) 『細流抄』(三条西実隆) 『孟津抄』(九条稙通) 『紹巴抄』(里村紹巴) 『万水一露』(永閑)
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