泡沫事件後の南海会社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 01:10 UTC 版)
南海会社はその後、北極海の捕鯨にも参入する。この捕鯨は1693年設立のグリーンランド会社が始めたものの、フランスとの戦争による海域の混乱のため数年で行き詰まっており、再開が求められていた。南海会社は1732年まで北極海捕鯨を続けたが充分な利益を出すことができず、最終的に撤退を決めた。 南海会社はスペイン植民地との奴隷交易を七年戦争(1756年 - 1763年)の終わりまで続けたが、結局南海会社の主な業務は、常に奴隷貿易よりも公債販売などの金融業務であった。南海会社は1850年代に廃業するまで公債販売などを続けた。
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