水中自破砕溶岩
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水中自破砕溶岩(すいちゅうじはさいようがん、英:subaqueous autobrecciated lava)または水冷自破砕溶岩(すいれいじはさいようがん)は、水中に流出した高温の溶岩が水と接して急冷破壊し、角礫の集合体となった岩石のこと。火山角礫岩の一つ。
1968年に地球科学者の久野久が『火山. 第2集』 13巻 3号 「水中自破砕溶岩」[1]を著した。日本では富士山麓の本栖湖や岩美町の大谷海岸などで見られる。
脚注
参考文献
- 日本火山学会(2012-06-19).火山学者に聞いてみよう -トピック編-
- 岩美町観光協会.大谷海岸の水冷自破砕溶岩
- 水中火山研究会(20018-01-03).水中火山のはなし
- 久野久, 「水中自破砕溶岩」『火山. 第2集』 13巻 3号 1968年 p.123-130, 日本火山学会, doi:10.18940/kazanc.13.3_123, NAID 110002988459
関連項目
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