殺戮虫編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 06:35 UTC 版)
地上に落下した野ノ子とベルは、龍の歯を持ち帰ろうとするが、歯を狙うセルペナーダの傭兵ブランコに見付かってしまう。国軍の援軍が到着しブランコたちは撤退し、二人は国軍に保護されて龍に戻ろうとする。しかし、ベルは「野ノ子が戦争で死ぬ姿を見たくない」と同行を拒んだため、野ノ子だけが飛行場に向かう。そこにブランコたちが現れて飛行機を占拠し、龍の歯の力を利用して龍に乗り込もうとする。野ノ子は事態を知って戻って来たベルと共に飛行機に乗り込み龍の歯を奪い返して脱出するが、柴名に捕まり連れ戻されてしまう。会戦が始まる中、歯医者の力を取り戻した野ノ子の活躍で飛行機は墜落するが、ブランコたちは龍に乗り込むことに成功する。 ブランコたちは迎撃する小澤たちを返り討ちにして竜宮に向かい、人と龍の契約の証である龍の親不知を盗み出そうとする。一方、柴名はかつて天狗虫に殺された想い人・竹本を蘇らせるために龍の歯の中に入っていくが、それにより龍の歯から殺戮虫が姿を現し、両国の兵士たちを殺戮し始める。殺戮虫が殺意のある者だけを襲っていることに気付いたベルは、龍の歯を戻して殺戮虫を封じようとする野ノ子と別れ、ブランコの元に向かう。ベルはブランコに射殺されるが、ベルを撃ったことで殺戮虫に捕捉されたブランコは殺され、野ノ子は悟堂と協力して龍の歯を戻し、殺戮虫を退治する。龍の歯から助け出された柴名は、悟堂の問いかけを断り姿を消し、野ノ子は姿を消したベルを探し求める。
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