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櫻井秀樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/27 22:32 UTC 版)

櫻井 秀樹
基本情報
出身地 山口県山陽小野田市
生年月日 (1978-05-15) 1978年5月15日(47歳)
プロ入会 2001年 18期
所属団体 日本プロ麻雀連盟(2021年退会)
他活動 不動産会社代表
主な実績
十段位(第31期)
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櫻井 秀樹(さくらい ひでき、1978年5月15日 - )は、競技麻雀の元プロ雀士。日本プロ麻雀連盟に所属していた(退会時の段位は六段)。

来歴

山口県山陽小野田市出身[1]。無類の麻雀好きである父親の影響で幼少期から家族麻雀に触れ、大学時代に本格的に麻雀にどっぷり嵌まる[1]

大学卒業後は地元に帰り大手ハウスメーカーに就職するが、「麻雀プロになりたい」と希望して5か月で退職。同郷である日本プロ麻雀連盟会長の森山茂和と父親が知り合いだったこともあり森山にプロ入りを志願。父親の反対を押し切って上京し、2001年に日本プロ麻雀連盟18期生としてプロデビューする[2]

プロ入り後は雀荘勤務とカルチャーセンターでの講師を務める生活を送っていたが、結婚し妻子が出来た29歳の頃「奥さんが幼稚園に入る時とか(職業を)答えづらいのでは」と考えて一般企業に就職しサラリーマンとなり、後にIT企業のスターティアに転職[2]。寝る間を惜しんで麻雀の鍛練をしていることから「不眠不休のサラリーマン雀士」の異名を持つようになった[3]

2014年度に鳳凰戦A2リーグに昇級。同年の第31期十段位戦にて決勝進出を果たし、瀬戸熊直樹の十段戦4連覇を阻止してプロ13年目にして初タイトルとなる第31期十段位を獲得[4]。同年の麻雀最強戦ファイナルにもタイトルホルダーとして出場した。

しかしこの時をピークに成績が下降線をたどり、リーグ戦降級を繰り返し、麻雀に関する仕事が減ったことにより麻雀へのモチベーションが低下したこともあって、2021年9月に自身のSNSにて20年間在籍した日本プロ麻雀連盟を退会した事を発表した[3]

2024年に不動産会社の株式会社リアルパートナーの代表に就任。プロ雀士(日本プロ麻雀連盟37期)の児玉佳宏を社員に採用したり、2025年は麻雀最強戦や第4回リーチ麻雀世界選手権(世界麻雀TOKYO2025)のスポンサーを務めるなど、プロ引退後も間接的に麻雀界との関わりを持っている。

獲得タイトル

脚注

  1. ^ a b 櫻井秀樹 (2014年11月17日). “リレーエッセィ 第94回”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年9月28日閲覧。
  2. ^ a b 営業マンがプロ麻雀でタイトル獲得「普通では会えないような人たちに会えた」”. ABEMA TIMES (2019年10月24日). 2025年8月27日閲覧。
  3. ^ a b 櫻井秀樹 (2021年9月6日). “私が麻雀プロをやめた理由”. キンマweb. 竹書房. 2022年9月28日閲覧。
  4. ^ 西岡慎泰 (2014年11月27日). “プロ雀士インタビュー 第116回:櫻井 秀樹”. 2025年8月27日閲覧。

外部リンク




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