橘姓の柴田氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 02:29 UTC 版)
芝田とも表記される。奥州の芝田氏と同様、陸奥国柴田郡の豪族であるが、鎌倉時代初期に存在した奥州の芝田氏との関連について詳しいことは分かっていない。 『吾妻鏡』巻25に「芝田橘六郎兼義」を載せ、『承久記』に「芝田橘六(むさしの守やす時の手の者)」また「奥州の住人しばた吉六かねよし」といい、『太平記』巻28に「柴田橘六が承久二供御の瀬を渡す」などとあることから、当時は橘姓を称していたことは明らかである。 この橘姓の柴田氏の子孫は諸国に多く広がったと思われる。
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