横山葵海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/14 10:03 UTC 版)
横山 葵海(よこやま あおい、2001年7月23日 - )は、日本のプロボクサー。大阪府大阪市西淀川区出身[1]。ワタナベボクシングジム所属。現OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者。
人物
3歳から極真空手を始めて、小学3~5年生時に全国大会3連覇。中学1年生からボクシングを始めた[2]。
浪速高校卒業後、拓殖大学に進学。なお拓殖大学時代にボクシング部主将を務めて[3]、2022年全日本選手権バンタム級で優勝を果たした[4]。
大学時代に取得した介護福祉士の資格を活かして、2024年6月からプロボクサーとして働きながら介護老人保健施設で働いている[5]。
来歴
また2024年11月7日、3150×LUSHBOMUの契約第一号選手となる[7]。
2024年12月21日、ツインメッセ静岡で開催された「3150 LUSHBOMU」のメインイベントにてOPBF東洋太平洋スーパーフライ級5位のデンマーク・キビドと同級8回戦を行い、7回にダウンを喫するも8回3-0(76-75×2、78-73)判定勝ちを収めた[8]
2025年3月29日、愛知県国際展示場ホールAでOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者ジーメル・マグラモとOPBF東洋太平洋同級タイトルマッチを行い、12回3-0(117-111×2、118-110)判定勝ちを収め王座獲得に成功[9]。この勝利で堤駿斗と並び国内男子最速タイ記録となる3戦(女子は元世界王者の松田恵里と和田まどかの2戦)でのOPBF王座獲得(国際タイトルとしては2025年6月8日に坪井智也が2戦に更新)となった[10]。
戦績
- アマチュアボクシング:56戦 44勝 (12KO) 12敗
- プロボクシング:3戦 3勝 (1KO) 無敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2024年7月7日 | ☆ | 2R 1:02 | TKO | 王浩 | ![]() |
プロデビュー戦 |
2 | 2024年12月21日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | デンマーク・キビド | ![]() |
|
3 | 2025年3月29日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ジーメル・マグラモ | ![]() |
OPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ |
4 | 2025年8月19日 | 馬場龍成(EBISU) | ![]() |
OPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ 試合前 |
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テンプレート |
獲得タイトル
脚注
- ^ 未来の世界チャンピオンと太鼓判を押される22歳 YAHOO!JAPAN 2024年5月25日
- ^ 【ボクシング】全日本王者の横山葵海、プロデビュー戦で2回TKO勝ち 大先輩の内山高志氏は「めっちゃ強い」と太鼓判 サンスポ 2024年7月7日
- ^ 【ボクシング】全日本王者の横山葵海プロ2戦目でメイン!3150×LUSHBOMU契約1号 日刊スポーツ 2024年7月7日
- ^ 全日本ボクシング選手権大会で横山葵海選手が優勝しました TAKUDAI Active! 2023年1月31日
- ^ 【介護職×プロボクサーという生き方】2つの道から広がる無限の可能性を信じたい—大田ナーシングホーム翔裕園 横山葵海さん TRYT 2024年11月8日
- ^ WBAバンタム級2位の堤聖也 前哨戦にスキなく圧勝 世界挑戦に前進 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年2月26日
- ^ プロ2戦目の横山がメインに登場 12月21日静岡の興行を発表 Boxing News(ボクシングニュース) 2024年11月7日
- ^ ホープ横山葵海がOPBF5位に明白勝ち 但馬&京之介倒す Boxing News(ボクシングニュース) 2024年12月22日
- ^ 3戦目の横山葵海、OPBF奪取 スピードでマグラモに判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2025年3月29日
- ^ 国内最速記録を狙う横山葵海がマグラモに挑戦! ボクシングモバイル 2025年3月29日
関連項目
外部リンク
- 横山 葵海 - ワタナベボクシングジム
- 横山葵海 (@aoiyokoyama0723) - X(旧Twitter)
- 横山葵海 (@aoi_boxing) - Instagram
- 横山葵海の戦績 - BoxRec
前王者 ジーメル・マグラモ |
第42代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者 2025年3月29日 - 現在 |
次王者 N/A |
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