極楽寺 (奈良県安堵町)とは? わかりやすく解説

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極楽寺 (奈良県安堵町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 04:48 UTC 版)

極楽寺
所在地 奈良県生駒郡安堵町東安堵1453番地
位置 北緯34度36分13.3秒 東経135度45分29.3秒 / 北緯34.603694度 東経135.758139度 / 34.603694; 135.758139
山号 紫雲山
宗派 真言宗国分寺派
本尊 阿弥陀如来(重要文化財)
創建年 伝・用明天皇2年(587年
開基 伝・聖徳太子
文化財 阿弥陀如来坐像(重要文化財)、大般若経全600巻
法人番号 7150005003258
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極楽寺(ごくらくじ)は、奈良県生駒郡安堵町東安堵にある真言宗国分寺派の寺院。山号は紫雲山。本尊は阿弥陀如来

歴史

用明天皇2年(587年)、聖徳太子により建立されたと伝えられている[1]

文化財・仏像

木造阿弥陀如来坐像
当寺の本尊。平安時代の作品で像高は139センチメートル。1922年(大正11年)4月13日に重要文化財(旧国宝)に指定された[1][2]
大般若経600巻
牛頭天王社(飽波神社[3])に奉納されたもので、968年(安和元年)に書写、応永年間(1394年 – 1428年)に修復。その後1678年(延宝6年)より1680年(延宝8年)にかけて修復整理され巻紙を折本に改めた。毎年5月第2日曜日に行われる「大般若転読法要」で拝観できる[1]
広島大仏
終戦直後、広島市原爆犠牲者を弔うために原爆ドーム近くに祀られ、その後、約50年間にわたって行方不明だった「広島大仏」が安置されている。定印を結ぶ阿弥陀如来座像で高さは約4メートル、全身に金箔が施されている[1][4]

脚注

  1. ^ a b c d 奈良県 極楽寺の歴史と寺宝”. 極楽寺. 2013年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月25日閲覧。
  2. ^ 木造阿弥陀如来坐像 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  3. ^ [1][2]
  4. ^ 広島大仏(極楽寺)について – 安堵町サイト

外部リンク




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