森栗茂一とは? わかりやすく解説

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森栗茂一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 01:42 UTC 版)

森栗 茂一(もりくり しげかず、1954年 - )は、日本の都市民俗学者。神戸学院大学教授、都市住宅学会理事。

経歴

神戸市長田区生まれ。大阪教育大学卒業後、高校教師を経て1990年大阪外国語大学助教授、教授、2007年併合により大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授。2004年「河原町の歴史と都市民俗学」で國學院大學文学博士。1992-95年国立歴史民俗博物館民俗研究部客員助教授。2002年阪急彩都まちづくり大賞銀賞受賞、2003年今和次郎賞(日本生活学会大賞)受賞。2007年まで日本生活学会理事を務めた。2020年神戸学院大学人文学部教授、大阪大学招へい教授。

人物

阪神・淡路大震災で活躍するなど、地域振興に数多くの役職を経ているが、民俗学においては、夜這いを美化し近代的性規範を呪い、女にとっての妊娠の危険をまったく考えていないと小谷野敦から厳しく批判された(『恋愛の超克』)。井上章一と親しい。

著書

単著

  • 『河原町の民俗地理論』 弘文堂 1990
  • 『夜這いと近代買春』 明石書店 1995
  • 『不思議谷の子供たち』 新人物往来社 1995
  • 『しあわせの都市(まち)はありますか:震災神戸と都市民俗学』 鹿砦社 1998
  • 『性と子育ての民俗学』 明石書店 2000
  • 『河原町の歴史と都市民俗学』 明石書店 2003
  • 『地蔵・長屋の歴史民俗学』 神戸学院大学出版会 2020

共編著

  • 『都市人の発見』木耳社 1993
  • 『神戸 震災をこえてきた街ガイド』島田誠共著 岩波ジュニア新書 2004
  • 『コミュニティ交通のつくりかた 現場が教える成功のしくみ』編著 猪井博登,時安洋, 野木秀康,大井元揮,大井俊樹著 学芸出版社 2013

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