森一誠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/14 13:30 UTC 版)
| 森一誠 | |
|---|---|
 エイシンフラッシュCパドック （2024年10月27日） | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 山形県 |
| 生年月日 | 1977年9月28日（47歳） |
| 所属団体 | JRA |
| 初免許年 | 2023年（2024年開業） |
| 経歴 | |
| 所属 |
堀宣行（2004年 - 2023年） 美浦T.C.（2024年 - ） |
森 一誠（もり かずとも、1977年9月28日 - ）は、日本中央競馬会 (JRA) ・美浦トレーニングセンターに所属している調教師。
来歴
2004年4月、JRA競馬学校厩務員課程に入学する[1]。7月、美浦・堀宣行厩舎所属の厩務員となり、10月には調教厩務員になる[1]。2010年7月、再び厩務員となるが、10月には再び調教厩務員になる[1]。2011年2月、堀宣行厩舎で調教助手になる[1]。2012年4月、再々度厩務員となるが、8月には再び調教助手に戻る[1]。
2022年12月、受験回数は7回、二次試験は3回目で調教師試験に合格[2]。
2024年3月6日、美浦トレーニングセンターに厩舎を開業。3月10日、初出走となるレースに、定年のため調教師を引退した高橋裕厩舎より引き継いだタイセイフェスタが出走するも6着[3]。4月7日、初出走となったタイセイフェスタが中山7R・3歳1勝クラスで1着となり、8戦目でJRA初勝利となった[4]。同年12月8日、カペラステークスで中野栄治厩舎から引き継いだガビーズシスターで重賞に初出走し、初勝利を飾る[5]。
2025年4月13日、桜花賞にエンブロイダリーでG1初出走し、初勝利を飾る[6]。
調教師成績
| 日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初出走 | 2024年3月10日 | 2回中山6日7R | 3歳1勝クラス | タイセイフェスタ | 11頭 | 4 | 6着 |
| 初勝利 | 2024年4月7日 | 3回中山6日7R | 3歳1勝クラス | タイセイフェスタ | 13頭 | 5 | 1着 |
| 重賞初出走 | 2024年12月8日 | 5回中山4日11R | カペラステークス | ガビーズシスター | 15頭 | 1 | 1着 |
| 重賞初勝利 | |||||||
| GI初出走 | 2025年4月13日 | 2回阪神6日目11R | 桜花賞 | エンブロイダリー | 18頭 | 3 | 1着 |
| GI初勝利 |
主な管理馬
エピソード
- 堀宣行厩舎では過去にサリオス、サトノクラウン、アリゼオ、ロックドゥカンブなどを担当した[7][8]。
- 日の丸が入った厩舎のシンボルマークについては「将来は国際レースに出て、日本を代表するような馬をつくれるように」と、掲げた目標からイメージした理由を説明している[9]。
脚注
- ^ a b c d e f “令和5年度（2023年度）JRA新規調教師のプロフィール（その3）｜競馬実況web｜競馬｜ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2024年3月11日閲覧。
- ^ “美浦では３人が新規調教師試験合格 森一誠氏「モーリスやドゥラメンテのような馬で世界と戦ってみたい」”. スポーツ報知 (2022年12月8日). 2024年3月11日閲覧。
- '^ “森一誠調教師の初陣はタイセイフェスタで６着「負けたことは残念ですが初戦を無事に終えられた」”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知 (2024-03-10JST14:41:00+0900). 2024年3月11日閲覧。
- ^ 岡山俊明. “堀厩舎で研さん積んだ森一誠師が８戦目で初勝利「励みになる」／中山7R - 競馬 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年6月15日閲覧。
- ^ “【カペラＳ】吉田隼人も驚いたガビーズシスター レース史上初の３歳牝馬Ｖを成し遂げた要因を探る”. 東スポ競馬 (2024年12月8日). 2025年4月14日閲覧。
- '^ “【桜花賞】エンブロイダリーでＧ１初挑戦初制覇の森一調教師「１歳で初めて見たときから…」オーナー、ファンに感謝”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知 (2025-04-13JST17:46:00+0900). 2025年4月14日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年3月8日). “新規開業調教師８人があすデビュー 福永祐一調教師は土曜コーラルＳのレオノーレに武豊騎手で初陣”. サンスポZBAT!. 2024年3月11日閲覧。
- ^ “サトノクラウン森助手「うまくバランスが取れてきた」/天皇賞(秋)共同会見”. netkeiba.com (2017年10月26日). 2025年4月14日閲覧。
- ^ “森一師 日の丸入りの厩舎シンボルで「将来は国際レースに」 開業初陣はタイセイフェスタ /うま屋/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2024年3月8日). 2024年3月11日閲覧。
関連項目
- 森一誠のページへのリンク
