梅若基徳とは? わかりやすく解説

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梅若基徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/31 00:00 UTC 版)

梅若 基徳(うめわか もとのり、1964年(昭和39年)- )はシテ方観世流の能楽師で、重要無形文化財総合認定保持者である[1]

来歴

室町時代より連なる梅若家に、梅若基宜[注 1]の長男として兵庫県神戸市で生まれ、3歳で初舞台に立つ[1][2]。近畿を中心に日本国各地での公演に参加、またヨーロッパなど海外公演にも多数参加している[2]。2014年ロサンゼルス公演では、米国のメイフラワー号の奇跡を題材にした新作能「五月花」を作成、演能して、ロサンゼルス名誉市民に認定される[2]。一般財団法人日本伝統芸術文化財団を創設し、2017年12月に兵庫県西宮市に「西宮能楽堂」を開館[2]。未来の担い手や日本の伝統芸能・能楽の普及・振興にも力を注ぐ[2]

著書

  • 『能に観る日本人力:武術・整体研究家が読み解く、能楽師の身体に秘められた古の知恵と能力』河野智聖、BABジャパン、2008年5月。ISBN 978-4-86220-351-9 

外部リンク

脚註

註釈

  1. ^ 梅若基宜は、初世梅若万三郎の孫である。

出典

  1. ^ a b 会員紹介. "会員詳細|梅若基徳(うめわかもとのり)". 公益社団法人能楽協会. 2024年12月30日閲覧
  2. ^ a b c d e 永井アコ (2023年10月20日). "西宮人vol.16 MOTONORI UMEWAKA". ニシマグ. 株式会社レックス. 2024年12月30日閲覧



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