林栄一_(ミュージシャン)とは? わかりやすく解説

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林栄一 (ミュージシャン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 19:45 UTC 版)

林栄一
生誕 (1950-01-01) 1950年1月1日(74歳)
出身地 日本 東京都
ジャンル ジャズフリー・ジャズ
職業 演奏家
担当楽器 アルト・サックス
ソプラノ・サックス
活動期間 1967年 -
レーベル オーマガトキ
Studio Wee
おーらいレコード
共同作業者 山下洋輔
デ・ガ・ショー
フォトン
CO2
公式サイト North-East

林 栄一(はやし えいいち、1950年1月1日 - )は、日本のジャズサクソフォーン奏者。東京都出身。

来歴

高校時代(1967年頃)からアルト・サックスの腕前が評判となり、山下洋輔のバンドに飛び入り演奏して、以後交友を深める[1]。約十年、各地のキャバレー専属のハコバン(ビッグバンド)のメンバーとして腕を磨き、1980年代に山下と再会し、山下のバンドのメンバーとしてデビュー。

1990年、初の自己名義作品『MAZURU』発表。収録曲「ナーダム」は、後に渋さ知らズのレパートリーとなった。

1990年代中期には、片山広明との双頭バンド、デ・ガ・ショーで活動。なお、デ・ガ・ショーのセカンド・アルバムのライナーノーツを寄稿した忌野清志郎は、「俺も参加させろ!」と書き、後日、本当に共演する。その後、関島岳郎らとフォトンを結成し、篠田昌已へのトリビュート・アルバムを制作。アルバム『森の人』(2001年)では吉田達也と共演。『birds and bees』(2006年)は、サックスの多重録音を中心とした意欲作となった。

アルバム

リーダー・アルバム

  • MAZURU(1990年)
  • モンクス・ムード(1996年)
  • MONA LISA〜山下洋輔プレゼンツ! 林栄一プレイズ・スタンダード(1997年)
  • 音の粒(1997年)
  • MAZURUの夢(2000年)
  • 森の人(2001年)
  • the crushed pellet(2003年) - 大友良英、豊住芳三郎との連名
  • birds and bees(2006年)
  • 鶴(2007年)
  • 遊侠一匹(2009年)

デ・ガ・ショー

  • デ・ガ・ショー(1994年)
  • 続デ・ガ・ショー(1996年)
  • Hospital(1997年)- 忌野清志郎と共演
  • Live!(1998年)

Hopper's Duck

  • FAR OUT(1996年)

CO2

  • ZERO(1998年)
  • tokai(2000年)

フォトン

  • フォトン(1999年)

林栄一・内橋和久・外山明・古澤良治郎

  • 2006.8.26.音や金時(2008年)

サイドマンとしての参加作品

  • 山下洋輔 - 『寿限無』(1981年)、映画『ジャズ大名』サウンドトラック(1986年)、『Playground』(1993年)他多数
  • 渋さ知らズ - 『DETTARAMEN』(1993年)
  • 大西順子 - 『Piano Quintet Suite』(1995年)
  • 片山広明 - 『Instant Groove』(1998年)
  • 早川岳晴 - 『Kowloon』(2002年)
  • 峰厚介 - 『ランデヴー』(2004年)

明田川荘之とのデュオ

  • カリファ - デュオ・パートI(1997年)
  • 長者の山 - デュオ・パートII(1998年)

オムニバス参加作品

  • ×三星天洋(1999年)

脚注

  1. ^ 山下洋輔『ピアニストを笑うな!』(晶文社、1999年、ISBN 4-7949-5157-4)p.195

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