林数馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 13:38 UTC 版)
林 数馬(はやし かずま 1966年 - )は、天台宗の僧。
概要
2004年に株式会社おぼうさんどっとこむを立ち上げる。立ち上げることとなったきっかけは、友人が通夜で僧侶に500万円の布施を要求されたものの300万円しか払わなかったため僧侶が帰ったということがあったため。僧侶を派遣することを業務として、通夜や葬儀や戒名の料金を指定している[2]。
寺に所属できないフリーターのような生活の僧侶を集めて業務を行っている。戒名が10万円を切る低価格であるということから軌道に乗る[3]。
費用を明示していることに対して仏教界からは仏教の精神に反するとして批判される。だが林数馬は、みんなが納得して葬儀を営めるために費用は適正でなければやらないと訴える[4]。
2009年6月11日放送の経済ドキュメンタリードラマ ルビコンの決断の内容は、林数馬についてであった。
脚注
- ^ a b “亡くなった方が望むお葬式”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年7月29日閲覧。
- ^ “変わりつつある日本の「葬祭」の形 見本市に“宇宙葬”も登場”. nippon.com (2016年1月21日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」:テレビ東京”. www.tv-tokyo.co.jp. 2023年7月29日閲覧。
- ^ “(1ページ目)生前申し込みは割安に 今どきの戒名事情”. AERA dot. (アエラドット) (2019年3月19日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “お坊さんがランウェイを歩いた! 「美坊主コンテスト」1位になったのは…”. エキサイトニュース (2016年8月28日). 2023年7月29日閲覧。
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