松井・伊理の表現法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:29 UTC 版)
松井正一と伊理正夫が提案した方式で、符号と絶対値による表現法である。論文中に示された例では、64ビットの倍精度浮動小数点数として、仮数部の長さnを示す情報6ビットと、(符号部を含む)mビットの指数部とnビットの仮数部(m+n = 58)からなる。彼らは、オーバーフローを起こさせないための、より大きい数やより小さい数の表現や、無限大などの例外的な値を含めた算術(IEEE標準の±∞や−0の扱いに似ているが、より拡張されている)も提案している。
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