東風・EQ240とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 東風・EQ240の意味・解説 

東風・EQ240

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/21 03:34 UTC 版)

東風・EQ240
東風・EQ2080/EQ2081
東風・EQ240
概要
製造国
販売期間 1975年
ボディ
乗車定員 14名
(操縦手1名、車長1名、兵員12名)
駆動方式 4輪駆動6輪駆動
パワートレイン
エンジン 5.9ℓ 6BT型ディーゼルターボ
車両寸法
全長 6.5m
全幅 2.4m
全高 2.4m
車両重量 5.0t
最大積載量 2.0t
その他
最高速度 87km/h
航続距離 400km
テンプレートを表示
EQ・2081

東風 EQ240/EQ2080/EQ2081は、東風汽車公司が開発・製造した兵員/貨物輸送トラックである[1]

中国人民解放軍のために開発され、現在運用されている。

歴史

東風EQ240は、1975年から人民解放軍で運用が開始された[2]

デザイン

EQ2080/2081は、中国人民解放軍で運用されている2,500kg級のシェルター用シャーシで、山岳地帯やオフロードでの運用を想定してる。標準の貨物ボディは、スチールと木製の床、スチール製のサイドラック、そしてテールゲートを備えています。オプションとして、ダンプカータンクローリークレーンなどが装備される。

オプション装備にはパワーテイクオフとフロントバンパーの後ろに取り付けられた4,500 kgのウインチが含まれます。

バリエーション

  • EQ240
    • ガソリンエンジンを搭載した当モデルは、1975年から中国人民解放軍に配備された。
  • EQ2080
    • 1990年代に人民解放軍によって名称変更され、EQ2080となった。
  • EQ2081
    • 東風汽車集団がカミンズとのディーゼルエンジン合弁事業に合意した後、6BT型エンジンが搭載されEQ2081に改名された。
  • EQ2082
    • EQ2082E(または2082E6D)は、ペルー輸出仕様で、米国製M35シリーズおよびロシア製ウラル・375トラックの代替として製造されました。ペルーは1995年から1998年にかけて400台以上納入した[3][4]
  • EQ2082 6X6
    • EQ2082 6x6兵員輸送車は、アメリカ製のM35シリーズの代替として製造されたフィリピン輸出仕様である。フィリピンはダバオに拠点を置く金易輸出入貿易有限公司から受領した。2021年10月に東風汽車から18台が納入された[5]

運用国

脚注

  1. ^ Dong Feng EQ2080E (6 x 6) 2,500 kg truck series (China), TRUCKS”. Jane's. 2008年7月17日閲覧。 [リンク切れ]
  2. ^ Dongfeng EQ2081/2100 Truck - SinoDefence.com”. www.sinodefence.com. 2010年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月18日閲覧。
  3. ^ dongfeng MILITARY truck series” (英語). dfac-la.com. 2008年7月17日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ 产品详情” (中国語). 十堰奇振汽車貿易有限公司. 2025年4月21日閲覧。
  5. ^ Philippine Army snaps up tactical vehicles from China” (英語). SHEPHARD. 2025年4月21日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  東風・EQ240のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東風・EQ240」の関連用語

東風・EQ240のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東風・EQ240のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東風・EQ240 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS