東西学生蹴球対抗王座決定戦とは? わかりやすく解説

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東西学生蹴球対抗王座決定戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/29 13:33 UTC 版)

東西学生蹴球対抗王座決定戦
開始年 1929年
終了年 1965年
参加チーム数 2
最多優勝 早稲田大学(13回)
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東西学生蹴球対抗王座決定戦(とうざいがくせいしゅうきゅうたいこうおうざけっていせん)は、1929年から1965年まで日本で行われていた大学サッカー大会である。関東大学リーグ関西学生リーグの優勝チームが対戦した。第二次世界大戦中の一時期を除き、毎年開催された。東西学生リーグ代表対抗試合東西大学リーグ1位対抗とも呼称された。

この大会が始まった時期の大学のサッカー部は日本のサッカー界をリードする存在であり、その東西両リーグのチャンピオン同士が対戦する本大会を全日本選手権(天皇杯)よりも重要な大会であると考える向きもあった。[1][2]

1952年には他地方の大学にも門戸を開いた全国大学サッカー大会(現・全日本大学サッカー選手権大会)が始まったが、同大会には東西リーグ至上主義者からの反対意見が強く、特に関西サッカー協会はその中心であり、初期は関西勢はまったく参加しなかった。

東西学生王座決定戦は1965年の第37回で終了した。1966年からは全日本大学サッカー選手権大会がオープン制から地域代表制へ大きな制度変更がなされ、名実ともに大学日本一を決定する大会となった。

歴代大会結果

年(回) 優勝チーム スコア 準優勝チーム
1929 (1) 東大 3-2 関学
1930 (2) 東大 2-1 京大
1931 (3) 東大 2-2 関学
1932 (4) 慶大 2-1 京大
1933 (5) 早大 5-2 京大
1934 (6) 早大 6-0 京大
1935 (7) 早大 12-2 関学
1936 (8) 早大 3-2 神戸商大
1937 (9) 慶大 3-0 京大
1938 (10) 関学 3-2 慶大
1939 (11) 慶大 4-2 関学
1940 (12) 慶大 3-0 関学
1941 (13) 中止
1942 (14) 東大 8-1 関学
1943 (15) 中止
1944 (16)
1945 (17)
1946 (18) 早大 2-0 神戸経大
1947 (19) 早大 4-1 関学
1948 (20) 関学 2-0 東大
1949 (21) 早大 4-2 関大
1950 (22) 早大 1-1 関学
1951 (23) 関学 2-1 早大
1952 (24) 慶大 3-2 関学
1953 (25) 関大 3-0 教大
1954 (26) 関学 1-1 立大
1955 (27) 関大 3-1 早大
1956 (28) 早大 4-1 大経大
1957 (29) 早大 2-0 関学
1958 (30) 早大 4-2 関学
1959 (31) 立大 2-0 関学
1960 (32) 関学 2-1 早大
1961 (33) 関学 1-0 中大
1962 (34) 中大 2-0 関学
1963 (35) 早大 2-0 関学
1964 (36) 明大 2-1 関大
1965 (37) 早大 2-0 関学

大学別優勝回数

地域別優勝回数

  • 関東:24回
  • 関西:9回

参考文献

脚注

  1. ^ 関西サッカーのあゆみ編集委員会編『関西サッカーのあゆみ』 関西サッカー協会、2006年、64頁。
  2. ^ 中倉一志. “ベルリンの奇跡 その2 関東主体を押し通した大日本蹴球協会”. サッカー オンラインマガジン 2002world.com. 2009年1月30日閲覧。



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