木村央志
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/13 16:01 UTC 版)
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きむら なかじ
木村 央志
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| 生誕 | 京都府京都市 1959年 |
| 国籍 | |
| 職業 | ゲームデザイナー |
| 活動期間 | 1989年 - |
| 代表作 | クーロンズゲート |
木村 央志(きむら なかじ)は、日本のシナリオライター、およびゲームクリエイター。
略歴
1959年、京都府京都市生まれ。ホンダに一年勤務した後、天野祐吉が主催するコピーライター養成学校にて学ぶ。コピーライターとして広告代理店で働いた後、1989年より、ソニー・ミュージックエンタテインメントにて主にゲームソフトの開発に携わる。
初めてプロデュースしたPlayStation用ソフト『クーロンズゲート』は、マルチメディア・グランプリ'97など複数の賞にノミネートされた。その後、同作品の開発メンバーを中心とした有限会社是空を立ち上げて独立。1999年、脚本・監督を務めた『プラネットライカ』がエニックスよりリリースされた。是空解散後は、有限会社キムラナカジオフィスを経て、2010年にアンバイ株式会社を設立。「アプリやろうぜ!by GMO」プロジェクトに参加した[1]。
2019年より『クーロンズゲート』の次世代続編『クーロンズリゾーム』の製作を開始する。
2024年、ステージIV A期の下咽頭がんを公表。前年末から寛解を目標に化学放射線療法を始めていることを明かした[2]。
担当作品
作品名(発売年、発売会社、プラットフォーム) - 担当箇所 とする。
- 東脳(1994年、ソニー・ミュージックエンタテインメント、Macintosh) - A&Rディレクション[3]
- キリーク・ザ・ブラッド
- キリーク・ザ・ブラッド(1994年、ソニー・ミュージックエンタテインメント、PlayStation) - クリエイティブディレクション[4]
- キリーク・ザ・ブラッド2(1995年、ソニー・ミュージックエンタテインメント、PlayStation) - クリエイティブディレクション[4]
- クーロンズゲート
- プラネットライカ(1999年、エニックス、PlayStation) - 脚本・監督[4]
- 真・女神転生III-NOCTURNE(2003年、アトラス、PlayStation 2) - シナリオ原案、キャラクターおよびイベント設定、マップ構成等[8]
- みんなの★鉄道 by GMO(2010年、GMO、GREE)[9]
- デモンズ・スコア(2012年、スクウェア・エニックス、iOS・Android)[10]
- デモンズゲート 帝都審神大戦 ~東京黙示録編~(2016年、Donuts、iOS・Android) - 原作・脚本・ゲームデザイン[11]
書籍
脚注
- ^ “GMOインターネットグループ「アプリやろうぜ!by GMO」プロジェクト 550を超えるエントリーから精鋭27チームが審査通過~有名な家庭用ゲームを世に生み出した人も多数参加~”. GMOインターネットグループ (2010年6月16日). 2025年11月11日閲覧。
- ^ “『クーロンズ・ゲート』開発の木村央志氏ががんを公表。最新作『クーロンズリゾーム』のすべてのエピソードが封入された100部限定の初回版「陰陽BOX版」は、リリース準備が整い物販を予定”. 電ファミニコゲーマー (2024年1月19日). 2024年6月5日閲覧。
- ^ 「東脳」スタッフロールより
- ^ a b c d “NakajiKimura_prof”. キムラナカジオフィス公式サイト. 2004年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月11日閲覧。
- ^ “クーロンズゲートの続編新作『クーロンズリゾーム』制作プロジェクト”. CAMPFIRE. 2025年11月11日閲覧。
- ^ “クーロン商場 クーロンズリゾームDL版【PC】”. BOOTH. 2025年11月11日閲覧。
- ^ “クーロン商場 小黒秘話・朱雀 DL版【PC】”. BOOTH. 2025年11月12日閲覧。
- ^ “NOCTURNE”. キムラナカジオフィス公式サイト. 2004年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月11日閲覧。
- ^ 【最終稿】2010年8月10日アンバイ(みんなの★鉄道 by
- ^ kagaminonのツイート(405490632040275968)
- ^ “デモンズゲート 帝都審神大戦 ~東京黙示録編~”. 4Gamer.net. 2025年11月11日閲覧。
- ^ “ゲームクリエイター作法”. NTT出版. 2016年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月11日閲覧。
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