木ノ根雄志

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木ノ根雄志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/23 03:50 UTC 版)

木ノ根 雄志
きのね ゆうじ
国籍	日本
職業	実業家、社会活動家
著名な実績	株式会社ファーストイノベーション 代表取締役社長 地方創生「つながり応援プロジェクト」統括

木ノ根 雄志（きのね ゆうじ）は、日本の実業家、社会活動家。IT・マーケティング企業である株式会社ファーストイノベーションの代表取締役社長。

官民連携による地方創生プロジェクト「つながり応援プロジェクト」を統括。特に山口県や宮城県における地方創生活動への取り組みで知られる。

経歴

2016年12月、木ノ根は東京都中央区に本社を置く株式会社ファーストイノベーションを創業し、代表取締役社長（CEO）に就任した。同社はWebサイト制作やSEO対策、SNSマーケティングなど多岐にわたるWEBソリューション事業を展開し、地方自治体や企業向けに地域PRやクラウドファンディング支援などのサービスも提供している。2022年には「つながり応援プロジェクト」を発足。

地方創生活動

地方創生を目的とした「つながり応援プロジェクト」を主導し、SNSやクラウドファンディングを活用して地域の課題解決や魅力発信を行っている。自治体や企業、NPO法人と連携し、地域住民や団体が主体的に参加参加できる仕組みを整えている。

山口県での取り組み

2023年、「山口つながり応援」キャンペーンを実施。山口県の協力のもと、ハッシュタグ「#山口つながり応援」を付けたSNS投稿を呼びかけ、県内の観光地や特産品のPRを行った。寄せられた支援金は県内の福祉団体へ寄付され、地元メディアや全国ニュースでも報じられた。山口県の地域企業・自治体向けに無償のクラウドファンディング支援プログラムを実施。選ばれたプロジェクトの資金調達や広報活動を支援。この取り組みをきっかけに、同社は山口支社の設立を決定した。。

宮城県での取り組み

2024年、「宮城つながり応援」キャンペーンを開始。宮城県庁や仙台市、さらには地元企業や東北楽天ゴールデンイーグルスなどの協力を得て広範囲なPR活動を行った。ハッシュタグ「#宮城つながり応援」をSNS上で活用することで、県内の観光資源や特産品に関する情報発信を促し、抽選形式で宿泊券や名産品を提供する仕組みを作った。さらに、宮城県白石市の老舗旅館や酒造会社と協力した地方創生クラウドファンディングや、気仙沼市大島の「龍宮まつり」への支援など、県内各地の地域活性化イベントをサポートした。これらの活動は地元紙や観光経済新聞などでも報じられ、震災復興や観光振興の面からも注目された。。

メディア掲載

山口つながり応援キャンペーンや宮城県でのクラウドファンディング事例は、NHKの地方局ニュース、朝日新聞、観光経済新聞、地方情報誌などで報じられた。また、2025年3月8日に開催された「気仙沼大島 龍宮まつり2025～大島を未来に～」は、2025年3月7日ミヤギテレビの情報番組「OH！バンデス」において紹介。イベントの売上の一部を岩手県大船渡市の山林火災被災者支援のために寄付すると報じられた。