つながり応援プロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 00:09 UTC 版)
つながり応援プロジェクト(つながりおうえんプロジェクト)は、株式会社ファーストイノベーションおよび合同会社LinksEntertainmentによって企画・運営されている地方創生を目的としたSDGsプロジェクトである。
概要
地域の魅力発信や社会課題の解決を目的に、官民連携によるキャンペーンを展開している[1]。統括はファーストイノベーションの木ノ根雄志とLinksEntertainmentの梶川隆史が務める。
沿革
2022年にコープおきなわとの協働により「沖縄つながり応援」を開始[2]。その後、2023年には「山口つながり応援」[3]、2024年には「宮城つながり応援」が展開され、いずれも地方自治体や企業と連携し、SNSやウェブ媒体を活用した地域振興キャンペーンが実施されている。
実施事例
沖縄県(2022年)
コープおきなわ・コープ沖縄サービスと共同で「沖縄つながり応援」キャンペーンを開始。2022年12月1日〜2023年1月31日の2ヶ月間、SNS投稿型のウェブキャンペーン「#沖縄つながり応援」を実施。後援は沖縄県、沖縄県工業連合会など4団体[4]。参加企業は54社に上った。2023年3月には支援団体へ寄付が行われた。
山口県(2023年)
「山口つながり応援」キャンペーンが2023年10月1日〜11月30日に実施された。後援は山口県、山口大学など7団体[5]。SNSを活用したプレゼントキャンペーンに加え、投稿数やクリック数に応じて寄付が行われる仕組みを採用[6]。寄付先には、県内の地域団体(老人クラブ連合会、障害者スポーツ協会など)が含まれる[7]。
宮城県(2024年)
「宮城つながり応援」を2024年7月1日〜9月30日の3ヶ月間にわたり実施[8]。後援は宮城県・仙台市・東北観光推進機構・七十七銀行など13団体[9]。SNS投稿型キャンペーンのほか、地域応援のためのクラウドファンディングやイベント、観光ツアーなども行われた[10]。
脚注
- ^ “つながり応援プロジェクト”. 2025年6月26日閲覧。
- ^ “【つながり応援プロジェクト】地域の課題解決を実現する地方創生SDGsプロジェクト本格始動のご案内”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年9月19日). 2025年6月26日閲覧。
- ^ “「#山口つながり応援」写真投稿を/10、11月にSNS・ウェブで県内の魅力発信”. 山口新聞 電子版 (2023年9月24日). 2025年6月26日閲覧。
- ^ “【沖縄つながり応援】SNS投稿で沖縄を元気に!沖縄県後援のWEBキャンペーンがスタート!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2022年12月1日). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “山口つながり応援”. 2025年6月26日閲覧。
- ^ “山口県内観光・福祉、SNSで応援 「おすすめ」発信の輪、全国に広げる | 中国新聞デジタル”. 山口県内観光・福祉、SNSで応援 「おすすめ」発信の輪、全国に広げる | 中国新聞デジタル (2023年10月5日). 2025年6月26日閲覧。
- ^ “プロジェクト「山口つながり応援」の寄付金を福祉団体に贈呈 東京のIT会社などがSNSを活用 | 中国新聞デジタル”. プロジェクト「山口つながり応援」の寄付金を福祉団体に贈呈 東京のIT会社などがSNSを活用 | 中国新聞デジタル (2024年1月19日). 2025年6月26日閲覧。
- ^ “【宮城つながり応援】キャンペーン無事終了、宮城支社設立と今後の取り組みについて”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年10月1日). 2025年6月26日閲覧。
- ^ “【公式】宮城つながり応援 -宮城県の魅力を全国へ!-”. 2025年6月26日閲覧。
- ^ “官民連携の地方創生WEBキャンペーン「宮城つながり応援」実施報告”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年10月7日). 2025年6月26日閲覧。
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