朝日現代音楽賞とは? わかりやすく解説

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朝日現代音楽賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 00:56 UTC 版)

朝日現代音楽賞(あさひげんだいおんがくしょう)は、かつて日本の現代音楽の分野で優れた業績をあげた個人または団体に贈られた賞。1991年から2016年まで全25回にわたって、朝日新聞社日本現代音楽協会による共同主催で行われた。

沿革

1991年、日本現代音楽協会創立60周年を記念して、東京現代音楽祭において「現代日本の室内楽コンクール」(現・現代音楽演奏コンクール“競楽”)を開催し、その第1位に「第1回朝日現代音楽賞」を授与したことにはじまる。 その後25年間贈賞が続けられてきたが、2016年度に終了した。

選出方法

西暦偶数年は前述した現代音楽演奏コンクール“競楽”で第1位を獲得した者に贈賞し、西暦奇数年は、有識者、日本現代音楽協会の会員らにアンケートを行い、贈賞にふさわしい人物を選出する。(一部例外あり)これまでに、三善晃佐藤敏直松平頼暁福士則夫野平一郎湯浅譲二中川俊郎安良岡章夫が審査委員長を歴任。

受賞者一覧

※2015年度は実施されず

年度 受賞者
第1回 1991/平成3
  • ムーサ弦楽四重奏団(佐々木亮・小川有紀子・廣狩亮・唐沢安岐奈)
第2回 1992/平成4
第3回 1993/平成5
第4回 1994/平成6
第5回 1995/平成7
第6回 1996/平成8
  • ACTIVA(フルート・ピアノデュオ、千葉純子・黒田亜樹)
第7回 1997/平成9
第8回 1998/平成10
第9回 1999/平成11
第10回 2000/平成12
第11回 2001/平成13
  • 野口龍(フルート奏者)
第12回 2002/平成14
第13回 2003/平成15
第14回 2004/平成16
  • 須藤英子(ピアニスト)
第15回 2005/平成17
第16回 2006/平成18
  • 間部令子(フルート奏者)
第17回 2007/平成19
第18回 2008/平成20
  • 増本竜士(フルート奏者)
第19回 2009/平成21
  • 吉村七重(奏者)
第20回 2010/平成22
第21回 2011/平成23
  • 西川竜太(指揮者)
第22回 2012/平成24
第23回 2013/平成25
第24回 2014/平成26
第25回 2016/平成28
  • 鈴木真希子(ハープ奏者)

脚注




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