有馬頼央
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 09:51 UTC 版)
有馬 頼央(ありま よりなか、1959年〈昭和34年〉2月3日[1] - 2025年4月4日)は、日本の神職[2]。東京都出身。旧筑後久留米藩有馬家第17代当主[2]。
経歴
旧久留米藩主有馬家第16代当主で、直木三十五賞受賞作家である有馬頼義と千代子(芸者)との間の長男として誕生。[2]。
成蹊中学校・高等学校を経て成蹊大学を卒業後[3]は、旅行会社で勤務していた[4]。33歳の時に東京・日本橋にある有馬家ゆかりの水天宮の当時の宮司の勧めもあり、神職に転身した[4]。神職の資格を取得し、神田明神で修行を積み[5]、2009年からは水天宮で宮司を務めている。
また、奨学団体の一般財団法人有馬育英会の理事長も務めている。
2025年4月4日に死去。66歳没[6]。
系譜
- 高祖父:有馬頼咸 - 久留米藩11代藩主。
- 曽祖父:有馬頼萬(1864ー1927)- 有馬家14代、伯爵。
- 祖父:有馬頼寧(1884ー1957)- 有馬家15代、農林大臣、日本中央競馬会理事長。
- 父:有馬頼義(1918ー1980)- 有馬家16代、直木賞作家。
- 長女:有馬里佳 - 水天宮権禰宜[2]。
- 弟:有馬頼英
出演
テレビ番組
- はじめまして!一番遠い親戚さん(2023年8月15日、日本テレビ系列) - 徳川家康の親戚として。
脚注
注釈
出典
- ^ 『平成新修旧華族家系大成』上巻(霞会館、1996年)p.61
- ^ a b c d “[解藩知県]令和の殿<6>旧久留米藩有馬家 有馬頼央さん 62”. 読売新聞. (2021年8月28日) 2021年9月15日閲覧。
- ^ 西山茂行 [@seiun0005] (2020年8月5日). "2020年8月5日付のツイート". X(旧Twitter)より2022年7月26日閲覧。
- ^ a b “久留米入城400年「今こそ恩返し」 有馬家父娘、東京から盛り上げ”. 西日本新聞. (2021年2月1日) 2021年9月15日閲覧。
- ^ “有馬家第16代当主「有馬家を否定した父への反発から水天宮の宮司に」”. 朝日新聞AERAdot. (2014年8月2日) 2021年9月15日閲覧。
- ^ “[おくやみ]有馬頼央氏(東京都中央区・水天宮宮司、旧久留米藩主有馬家第17代当主):中外日報”. 中外日報社 (2025年4月24日). 2025年4月26日閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク
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