最遅結合点時刻
最遅結合点時刻とは、各結合点において、プロジェクトが計画通りに終了するための、最も遅く作業を開始できる日数のことである。
最遅結合点時刻は、工程管理の手法として用いられ、いくつかの結合点と作業を書き表したアローダイアグラムから最早結合点時刻を求め、開始地点へ向かって逆算する。
例えば、AからB、BからDへと進んだ作業が12日で、AからC、CからDへと進んだ作業が11日の場合、最早結合点時刻は12日になる。この時、AからCへの作業が3日、CからDへの作業が8日とすると、結合点Cにおける最早結合点時刻は3日だが、最遅結合点時刻は4日になる。つまり、AからCへの作業が当初予定の3日から1日遅れたとしても、プロジェクトは計画通りに終了できることがわかる。

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