最愛の兄の旅立ちに寄せて
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カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」(イタリア語: Capriccio sopra la lontananza del fratello dilettissimo[1])変ロ長調 BWV 992は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲したクラヴィーア曲。バッハの初期の作品としては特に有名である[2]。
- ^ 原題の表記は新バッハ全集(Bärenreiter, 1976)に基づく。
- ^ a b c d e デイヴィッド・シューレンバーグ (2001). バッハの鍵盤音楽. 佐藤望、木村佐千子 訳. 小学館. pp. 128-132.
- ^ バッハの記した家族史では兄の出立が1704年とされているが、同じ記録のなかで自身のアルンシュタットへの赴任(実際には1703年)が1704年と誤記されている[2]。
- ^ a b 礒山雅、鳴海史生、小林義武 (1996). バッハ事典. 東京書籍. p. 383-384.
- ^ Wolff, Christoph (2002). Johann Sebastian Bach: The Learned Musician. Oxford University Press. pp. 94-95.
- ^ 当時のポストホルンは、主にオクターヴ跳躍の音型を奏していた。Monelle, Raymond (2006). The Musical Topic: Hunt, Military and Pastoral. Indiana University Press. p. 84.
- ^ 旧バッハ全集(Bach-Gesellschaft-Ausgabe)では"Fuga all'imitazione della cornetta di postiglione"とされていたが、新バッハ全集で修正された[2]。
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