暗号ライブラリの比較とは? わかりやすく解説

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暗号ライブラリの比較

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 20:37 UTC 版)

暗号ライブラリの比較(あんごうライブラリのひかく)では、暗号化アルゴリズムを扱い、サポートする各機能を呼び出すAPIを持つ暗号ライブラリを比較する。


  1. ^ 実際のcryptlibはFIPS 140検証されていないが、第三者の独自の商用製品の一部として使われたcryptlibが検証されている。
  2. ^ Crypto ++は2003年から2008年の3回のFIPS 140検証を受けた。2016年にNISTはCrypto ++をHistorical Validation Listに移行。このによりFIPS検証が取り消され、連邦政府機関は検証された暗号としてはこのモジュールを使用することができなくなっている。

鍵生成と鍵交換

  1. ^ 下位レベルのインターフェイス使用による。

楕円曲線暗号サポート

  1. ^ ライブラリは、デフォルトでPEMなしでX.509およびPKCS#8エンコーディングを提供。公開鍵と秘密鍵のPEMエンコーディングでは、PEM Packが必要。
  2. ^ a b c d e Public Key Cryptographic Standards(PKCS)は、実際のlibgcryptライブラリではないが、GnuPGフレームワークの一部でもある付随するライブラリとツールでサポートされている。
  1. ^ Crypto ++は、1990年代からGOSTの64ビット版を提供。2015年からGOSTの128ビット版は提供していない。
  2. ^ libsodiumはAES-256のみを提供。AES-128、AES-192は提供していない。

Smartcard, SIM と HSM プロトコルサポート

  1. ^ PKCS#11プロバイダ、または基本操作へのアクセスを提供するオペレータインターフェイスの実装を使用。

汎用 CPU / プラットフォームアクセラレーションサポート

  1. ^ AltiVecには、POWER4からPOWER8までのSIMD処理が含まれる。POWER8は、SSEやARMv8.1に似たAESアクセラレータ、SHA、PMULを提供するメモリー内暗号化を追加。
  2. ^ Crypto ++は、Padlock乱数ジェネレータへのアクセスを提供。 AESアクセラレータのような他の機能は提供されていない。
  3. ^ OpenSSL RDRANDのサポートは、ENGINEインターフェースを介して提供される。 RDRANDジェネレータはデフォルトでは使用されていない。
  1. ^ Crypto ++はオブジェクトレベルでスレッドセーフである。インスタンス間で共有データはない。2つの異なるスレッドが同じオブジェクトにアクセスする場合、ロックはユーザーが行う必要がある。
  1. ^ Validated FIPS 140 Cryptographic Modules, NIST.gov, retrieved 2015-12-22
  2. ^ GnuTLS help mailing list” (2023年2月9日). 2023年7月3日閲覧。
  3. ^ Downloading and installing NaCl, Bernstein, Lange, Schwabe, retrieved 2017-05-22
  4. ^ FIPS”. Mozilla Foundation (2012年2月1日). 2013年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月17日閲覧。
  5. ^ a b Release notes for recent versions of NSS” (2021年5月13日). 2021年7月18日閲覧。
  6. ^ OpenSSL: Newslog”. 2023年8月4日閲覧。
  7. ^ wolfSSL ChangeLog”. 2022年9月5日閲覧。
  8. ^ Bouncy Castle Specifications, bouncycastle.org, retrieved 2018-04-10
  9. ^ cryptlib Encryption Toolkit, Peter Gutmann, retrieved 2015-11-28
  10. ^ With Scute, scute.org
  11. ^ a b With GnuPG's SCdaemon & gpg-agent, gnupg.org
  12. ^ hwfeatures.c, git.gnupg.org
  13. ^ https://www.wolfssl.com/wolfSSL/Blog/Entries/2017/1/18_wolfSSL_Asynchronous_Intel_QuickAssist_Support.html
  14. ^ https://www.wolfssl.com/wolfSSL/Blog/Entries/2016/10/13_wolfSSL_ARMv8_Support.html
  15. ^ https://www.wolfssl.com/wolfSSL/wolfssl-atmel.html
  16. ^ http://processors.wiki.ti.com/index.php/Using_wolfSSL_with_TI-RTOS
  17. ^ a b Language Analysis of Bouncy Castle, OpenHub.net, retrieved 2015-12-23
  18. ^ a b Language Analysis of Crypto++, OpenHub.net, retrieved 2018-07-18
  19. ^ a b Language Analysis of Libgcrypt, OpenHub.net, retrieved 2015-12-23
  20. ^ a b Language Analysis of libsodium, OpenHub.net, retrieved 2017-05-07
  21. ^ a b Language Analysis of OpenSSL, OpenHub.net, retrieved 2017-05-07
  22. ^ GnuPG documentation: Libgcrypt overview - thread safety, GnuPG.org, retrieved 2016-04-16




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