時間の泡に潜む-国崎れれみの回帰-とは? わかりやすく解説

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時間の泡に潜む-国崎れれみの回帰-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 08:12 UTC 版)

時間の泡に潜む
-国崎れれみの回帰-
著者 有馬佐々
発行日 2025年3月3日
発行元 KDP
ジャンル SF探偵小説
日本
言語 日本語
形態 B6判 ペーパーバック
ページ数 180
前作 アキハバラの片隅-懐古趣味者のオモイ-
コード ISBN 979-8312782981
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時間の泡に潜む-国崎れれみの回帰-』は、有馬佐々によるSF探偵小説。『Luckyキミにストライク-探偵リクと始まりの遺言-』のカナガワ失踪事件から半年後の続編作品。

あらすじ

カナガワ失踪事件から半年後、忙しい日々を送っていた陸。ミチさんより「休暇を取ってリフレッシュしてきなさいよ」と声を掛けてもらい『ヨッカイチ工場夜景クルーズチケット』を手渡された。陸とティファは、ミチさんのご厚意に甘え、ヨッカイチ観光へ向かう。陸たちが向かうヨッカイチシでは、ヨッカイチ港ポートビルで泡のようなものが現れ、その中に人影が見える事件がニュースの話題になっていた。ヨッカイチシに到着した陸たちは、観光ついでにヨッカイチ港ポートビルの調査を開始する。

登場人物

美能陸(みのう りく)
本作の主人公。
探偵の28歳。カナガワ失踪事件の調査以来、忙しい毎日を過ごしている。失踪事件後、短時間で自動車免許を取得する。
ティファ(コードネーム)
探偵助手のアンドロイド。
代々木ミチ(よよぎ みち)
陸が探偵業をするきっかけを作ってくれた優しいオネエ。トウキョウの繁華街で陸と出会う。外見はスナックのママだが、正体はバリバリの探偵。いつも陽気で派手な服を着ている。
国崎れれみ(くにさき れれみ)
肩にかかるほどの髪の長さで白に近い銀色の髪色、透き通るぐらい青白い肌、爛々と輝く赤い瞳を持つ20代前半の女性。陸とティファの前に現れ「時間の泡」に関係がある。のちに支援の意思を示すために陸の探偵助手になる。
小鳩老人(こばと ろうじん)
現代のティファの管理者。タイムマシン壱号の開発・製造者。
一ノ瀬(いちのせ)
かつて失踪していた国崎れれみを探し求めていた人物。
エクリプス
黒を基調としたスタイリッシュな装いで未来的な雰囲気を漂わせてる謎の組織。「重要な資源」を用いて大いなる計画を企んでいる。

物語の設定

地名表記
地名は漢字表記ではなくカタカナ表記が用いられている。

用語

ヨッカイチ港ポートビル
ヨッカイチシにある高層ビル。
時間の泡
水槽の中でゆっくりと浮かび上がる気泡の様なもの。時空の狭間。タイムマシンの暴走により時間の泡が発生。
金属片
小さな破片。指先にぴたりと吸い付くような感触と微細な模様が彫られている。ある機体を修復するための重要な部品。ティファは、金属片で修復され、温かさや優しさを手に入れ機械でありながら感情を持つようになる。
重要な資源
永久凍土ウィルスのワクチン開発に不可欠な原料。
古びた看板の喫茶店
趣味でミートボールを作ってる店主がいる喫茶店。

既刊一覧

探偵リクシリーズ

オリジナル版
新装版(イラストレイター:D.Y(男爵山下))[1]
  • Luckyキミにストライク-探偵リクと始まりの遺言-(2025年04月16日発行)ISBN 979-8280136069
  • アキハバラの片隅-懐古趣味者のオモイ-(2025年04月15日発行))ISBN 979-8280021938

脚注

  1. ^ @tukishirosama (2025年4月6日). "【2025年4月6日午後4時58のポスト】". X(旧Twitter)より2025年4月6日閲覧



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