昌福寺_(韮崎市)とは? わかりやすく解説

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昌福寺 (韮崎市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 14:42 UTC 版)

昌福寺
所在地 山梨県韮崎市中田町中条1334
位置 北緯35度44分43.4秒 東経138度26分16.5秒 / 北緯35.745389度 東経138.437917度 / 35.745389; 138.437917座標: 北緯35度44分43.4秒 東経138度26分16.5秒 / 北緯35.745389度 東経138.437917度 / 35.745389; 138.437917
山号 明光山
宗派 曹洞宗
創建年 不詳
中興年 永禄9年(1566年
中興 弁寅春存
正式名 明光山昌福禪寺
文化財 木造十一面観音立像、木造伝馬頭観音立像、木造梵天立像(以上、山梨県指定有形文化財)
昌福寺
昌福寺 (山梨県)
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昌福寺(しょうふくじ)は、山梨県韮崎市中田町中条[1]にある曹洞宗寺院

歴史

創建年代は不明である。当初は真言宗の寺院であったが、1566年永禄9年)に弁寅春存によって中興された際に曹洞宗に転宗した[2]

観音堂

当寺から約200メートル南南西に観音堂がある。元々は廃寺「護国山忠孝寺」の堂宇であったが、1692年元禄5年)に現在地に移転した[2]

この観音堂には、「十一面観音」「伝馬頭観音」「梵天」の像がある。736年天平8年)、行基によって作られたといわれているが、実際には平安時代の作である。3体とも山梨県の文化財に指定されている。これらは秘仏で、かつては33年に一度の開帳であったが、現在は年1回の開帳となっている

文化財

  • 木造十一面観音立像(山梨県指定有形文化財 昭和34年2月9日指定)[3]
  • 木造伝馬頭観音立像(山梨県指定有形文化財 昭和34年2月9日指定)[3]
  • 木造梵天立像(山梨県指定有形文化財 昭和34年2月9日指定)[3]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 巨摩郡中条村、北巨摩郡中田村中条
  2. ^ a b 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年、184-185p
  3. ^ a b c 山梨の文化財ガイド(データベース)彫刻05山梨県

参考文献

  • 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年



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