旧軽川とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 河川・湖沼名 > 旧軽川の意味・解説 

旧軽川

読み方:キュウガルガワ(kyuugarugawa)

所在 北海道

水系 新川水系

等級 2級


軽川

(旧軽川 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/18 00:24 UTC 版)

軽川
軽川と桜づつみを泳ぐ鯉のぼり(2012年5月)
水系 二級水系 新川
種別 二級河川
延長 4.5 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 -- km²
水源 札幌テイネゴルフ倶楽部
水源の標高 -- m
河口・合流先 中の川(手稲区)
流域 北海道札幌市手稲区
テンプレートを表示
軽川桜づつみ(軽川河川敷)
旧軽川

軽川(がるがわ)は、北海道札幌市手稲区を流れる新川水系中の川支流の二級河川である[1]

流路

北海道札幌市手稲区南西の手稲山頂からみて北北東に位置する札幌テイネゴルフ倶楽部から流れ出て、東北東に向かう。山を出たところで札樽自動車道の下をくぐり市街地を流れる。国道5号と交わるところで暗渠に入り、石狩手稲通の下を通って、函館本線の北東で地上に姿を現す。そこからは直線で東北東に流れ、中の川に合流する。

函館本線から合流点までの下流部両岸には、桜の木が植えられており、これを軽川桜づつみという。

歴史

かつてアイヌ民族は、この川を「トゥシリ・パ・オマ・ナイ」(墓地の上手にある川)と呼んでいた。川の周辺に古墳があったらしい。後に入植した和人は夏になると干上がる川の姿から「涸川(かるかわ)」と呼び、それが訛った「がるがわ」が現在の川の名になった。

明治のはじめ、軽川の周辺域は「軽川」地区と区分けされた。その中心にあたる軽川のほとりの集落も軽川と呼ばれていた。今の手稲駅の旧名「軽川駅」もこれに由来している。後にこの区域は手稲町となり、集落名の軽川は1942年に手稲本町と改められた。

大正時代のころまで軽川の下流域を流れる追分川は、現在よりも西を流れ今の旧軽川の流路を流れていた。軽川はそこに合流する追分川の支流であった。直線状になっている現在の軽川下流部は、それ以降に改修されたものである。

軽川桜づつみは、20世紀後半に住民による「軽川と桜並木を育てる会」が中心になって植えたものである。

支流

  • 旧軽川(きゅうがるがわ、分流) - 北海道札幌市手稲区を流れる川で、中の川の支流である。軽川の旧河道でその分流にあたる。二級河川新川水系に属する。長さは1.3km。

橋梁

脚注

  1. ^ 軽川緑地”. 山藤三陽印刷株式会社. 2023年4月18日閲覧。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「旧軽川」の関連用語

旧軽川のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



旧軽川のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの軽川 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS