旧二本松藩戒石銘碑とは? わかりやすく解説

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旧二本松藩戒石銘碑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 02:21 UTC 版)

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旧二本松藩戒石銘碑
碑文

旧二本松藩戒石銘碑(きゅうにほんまつはんかいせきめいひ)は、二本松藩第7代藩主丹羽高寛が、家臣で儒学者の岩井田昨非の献策により、藩士の戒めとして旧二本松城の入り口にあたる場所(現福島県二本松市郭内3丁目)に設置した石碑。一夜のうちに自然石(花崗岩)の露出面に刻まれたという。

刻まれた文言とその意味

石碑には16字が4字4行に刻まれている。原本は縦書きである。

爾俸爾禄

民膏民脂

下民易虐

上天難欺

寛延己巳之年春三月

碑文の意は「お前のいただく俸禄は人民の汗であり脂(あぶら)である。下民は虐げやすいが上天をあざむくことはできない」で、藩政改革と綱紀粛正の指針を示したものとされる。

寛延己巳」とは寛延2年のことで、同年3月は西暦では1749年の4月から5月にかけてに相当する。

史跡指定

本碑は、1935年昭和10年)12月24日、国の史跡に指定された。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯37度35分54秒 東経140度25分59秒 / 北緯37.59831度 東経140.43292度 / 37.59831; 140.43292





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